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月桃とは?

月桃とは、沖縄の山野に群生するショウガ科の植物です。沖縄に生息する月桃には2種類あり、月桃(原種)とタイリン月桃(亜種)が生息しています。
沖縄原産の月桃(Alpinia zerumbet)台湾北部原産の月桃(Alpinia uraiensis)が交配して生まれたタイリン月桃(Alpinia zerunbet var.excelsa)は原種月桃に対する亜種月桃で、小笠原諸島、八丈島、大東島に分布します。

沖縄に生息する月桃の種類

月桃

一般的に月桃というと沖縄本島を中心に台湾から奄美大島、鹿児島県佐多岬を北限に広く分布している月桃を指します。
後述するタイリン月桃に対してシマ月桃、本月桃、原種月桃などとも言われています。
■和名   月桃(げっとう) 
■学名   Alpinia zerumbet 
■種属名  ショウガ科ハナミョウガ属 
■沖縄名  サンニン、サニン、サミン、サネン、サニ、サミ、シャニン他
■原産地  沖縄 
■分布域   台湾から沖縄本島および南西諸島、奄美諸島、種子島、鹿児島県佐多岬 

台湾北部の月桃

台湾北部が原産地の月桃があります。学名をAlpina uraiensisといいます。
特長は花が上向きに咲きます。月桃の仲間としては葉が放つ香りはマイルドな方です。
この月桃が(本来は)タイリンゲットウと呼ばれていました。しかし沖縄の方々が大東島に生息する月桃をタイリン月桃と誤認しました。誤認とはいえ、長年このように呼ばれ続けて定着しています。通称名には学名とは異なってルールがありません。定着するとそれが一般名の市民権を得てしまいます。この台湾北部の月桃を何と呼んでいいものかわかりませんが、「本来のタイリン月桃」と記しておきます。 
■和名   台湾北部のタイリン月桃
■学名 Alpinia uraiensis
■種属名 ショウガ科ハナミョウガ属 
■沖縄名
■原産地 台湾北部

タイリン月桃

台湾北部原産の月桃が父親、沖縄本島の月桃が母親の交配によって生まれた亜種あるいは変種の月桃です。沖縄県南大東島、北大東島、東京都の小笠原諸島、八丈島に分布しています。 
現在は沖縄本島をはじめ、沖縄県内に広く分布しています。北大東島より沖縄各地へ持ち込まれたとされています。船越英伸氏により「ハナソウカ」と命名されました。 
これが定着すると台湾北部の本来のタイリン月桃との区別が明確になります。 
■和名   タイリン月桃 ハナソウカ 
■学名   Alpinia zerumbet var. excelsa 
■種属名  ショウガ科ハナミョウガ属 
■沖縄名  ソーカ  タイリンゲットウ 
■原産地  不明 (Alpinia zerumbetとAlpinia uraiensisの交配種) 
■分布域   父島、母島、八丈島、大東島、沖縄本島、宮古島

月桃の名称の由来

月桃(げっとう)の名称の由来の件は船越英伸氏が詳しい分野です。 
月桃の花の房が三日月状であること、花の粒が桃のように見えることから月桃という、という説があるがこれは観光向けに作られたストーリーのようです。 
船越先生によると台湾の現地語で「ゲータオ」と発音しているものに「月桃」と当て字をしたという説が有力とのことです。 
 
中国語がそのまま伝来したとも言われていますが、中国大陸では月桃のことを「艶山姜」といいますので中国語由来ではなさそうです。 
尚、現在では中国大陸でも「月桃」で通じるようです。

いろいろな月桃の活用

月桃の葉で餅を包んだムーチー

子供時代を沖縄で過ごした人ならば必ずと言っていいほど食べたことのあるお菓子です。月桃の葉で餅を包んで蒸したら出来上がりの香ばしいお菓子です。
旧暦の12月8日には子供の年齢分のムーチーを軒に吊るし健康を祈り厄除けとする行事は今でも続けられています。
この行事にはムーチーにまつわる沖縄民話があります。民話を紹介すると長くなりますので割愛いたします。外部リンクでご確認ください。
ムーチー民話(日刊OkiMag)

のー饅頭

那覇三大饅頭の一つが「のー饅頭」です(あとの二つは山城饅頭と天妃前饅頭です)
饅頭を月桃の葉で包んで蒸したものですが、赤く「の」の字が書かれます。ムーチーと同様に月桃の香りがほのかに香ります。
地名に由来する「儀保饅頭」が正式名のようですが、通商の「のー饅頭」の方が著名です。

月桃蕎麦

沖縄県那覇市に美濃作という蕎麦店があります。沖縄そばではなく日本蕎麦のお店です。人気メニューに月桃そばがあります。月桃の葉の粉末をそば粉と一緒に練りこんだ蕎麦です。
月桃の大きな葉に乗せて演出されています。

月桃茶

月桃の種子は煎じて飲用すると健胃整腸効果があるといわれ、沖縄の薬草の本にも紹介されています。
月桃の種子だけでは漢方薬のような風味なので玄米、煎茶をブレンドすると香ばしく美味しい月桃茶になります。

月桃アイスクリーム

沖縄市にあるクラウンホテルのオリジナルです。サイトより引用すると・・県内酪農経営者と提携し、試行錯誤を重ね誕生しました。口に含んだ瞬間、月桃の香りと風味が口の中に広がり、これまで味わったことのないフレーバーをお楽しみいただけます。
・・・と記されていました。 
クラウンホテルのリンクはこちら

月桃紙

月桃は葉だけではなく茎も有効活用されています。 むしろ工業的な有効活用は茎の方が早く、月桃紙の生産がされています。
便箋、封筒や観光客に人気の絵葉書があります。また、シックハウスを気にされている建築主からは自然素材の月桃紙壁紙、月桃紙障子紙が好評です。 
月桃紙建材

月桃コスメ

NHKの連続ドラマ「ちゅらさん」の放映がきっかけになって沖縄ブームがはじまり、後を追うように月桃ブームが小規模ながら興りました。
また薬事法の改正に伴い全成分表示を行うと新しい成分を配合しやすくなったこともあり、月桃蒸留水や月桃精油を配合したコスメが複数の企業より発売されています。
日本化粧品工業連合会のリストにも月桃が登録されるようになりました。たとえば「ゲットウ葉水」「月桃葉油」「アルピニアウライエンシス葉水」「アルピニアウライエンシス葉油」などが該当します。
この中で当社から原料として月桃水、月東乾燥葉、月桃精油などを供給している事例も増えてきています。以下にご採用頂いた商品の例をご紹介いたします。

化粧水原料として月桃蒸留水を受注生産承ります。

当社では2種類の月桃についてそれぞれ蒸留水を生産しています。
  1.月桃(ゲットウ葉水) 
  2.タイリン月桃(アルピニアウライエンシス葉水)
また生産の方法により3段階の商品構成となっております。
  1.ハーブ水
  2.ハーブ水を再度加熱して滅菌処理したもの
  3.さらにフェノキシエタノールを配合したもの

詳細は下記までお問い合わせください。 info@gettou.co.jp TEL:098-869-1336 FAX:098-869-1233

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